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Vincenzo de Meglio
(1825年4月9日 - 1883年4月12日)
ヴィンチェンツォ・デ・メリオ(Vincenzo de Meglio, 1825-1883)は、イタリアのピアニスト・作曲家。ナポリ出身。ムニョーネ(Pasquale Mugnone)とランツァ(Francesco Lanza, 1783-1862)にピアノ、カゼッラ(Casella)に和声法、アスパ(Mario Aspa, 1797-1868)に対位法を師事。1840年に入学したナポリ音楽院ではオーボエを専攻し、パリージ(Parisi)とルッジ(Francesco Ruggi)に理論を学んだ。1843年に音楽院を離れると、彼は作曲の傍ら教育活動に従事している。1848年には歌劇《エルメリンダ Ermelinda》がナポリのテアトロ・ヌオーヴォで上演された。続いて歌劇《ジョクリッセ Giocrisse》を発表するが、その後は舞台音楽で成功を収めることはなかった。
メリオは、前述の歌劇の他、オラトリオ《苦しみの3時間 Le tre ore di agonia》、5つのピアノ三重奏曲、多数のピアノ曲などを残している。また、《ナポリのこだま Eco di Napoli》と題されたカンツォーネ集も編纂している。
| 作曲家名の別表記: |