JA / EN
Ernesto Antonio Luigi Coop
(1812年 - 1879年)
エルネスト・アントニオ・ルイジ・クープ(Ernesto Antonio Luigi Coop, 1812-1879)は、イタリアのピアニスト・作曲家。シチリア島の港町メッシナで生まれた彼は、ルッキーニ(Lucchini)という名のテノール歌手から音楽の手ほどきを受け、その後、アスパ(Mario Aspa, 1799?-1868)とマッツァ(Mazza)に師事し、若くしてピアノのヴィルトゥオーゾとして名を挙げた。1866年からはナポリ音楽院で教鞭を執っている。
クープは、作品番号にして130に及ぶ作品を残したが、そのほとんどがピアノ曲である。歌劇の主題に基づいた幻想曲や奇想曲のほか、夜想曲やロマンスなどといったサロン小品がある。
- 1802年生まれとする文献もある。
作曲家名の別表記: |
作品番号 | タイトル |
Op.50 |
悲しき想い, 夜想曲
Pensiero lugubre, Notturno |